早稲田アカデミーに入るとたくさんの種類のテストに出くわします。
筆者も入塾時はテストが多すぎてスケジュールを管理するのに苦労しました。
中でも頻繁に行われるのがカリキュラムテスト(通称カリテ)。
「カリキュラムテストってなに?」
「テストが多すぎてよくわからない」
そんな方のために、早稲田アカデミーのカリキュラムテストについてまとめました。

子どもが早稲アカに通っているRYUICHIがお伝えします!
早稲田アカデミーのテストは隔週単位の「カリキュラムテスト」、月単位で行われる「組分けテスト」の2種類があります。
2020年までは四谷大塚のスケジュールに倣い、毎週土曜日に「YTテスト」が行われていましたが、2021年度より隔週の「カリキュラムテスト」になりました。
カリキュラムテストは早稲田アカデミーオリジナルのテストですが内容は四谷大塚が作成しているようです。
それとは別に学習の定着度をはかる組分けテストも行われています。
組分けテストは四谷大塚の「公開組分けテスト」を受けることになります。
どちらのテストも学習内容の理解、学習到達度を測る上で重要なテストなので、手を抜かずしっかり挑みたいテストです。
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ポイント
- 早稲田アカデミーのテストシステムがよくわからない方
- カリキュラムテストでなかなか点数が取れないとお悩みの方
- 組分けテストの対策に悩んでいる方
早稲田アカデミーのカリキュラムテストで好成績を取るには
カリキュラムテストは学習内容の定着度を測るテストです。
自分の学力に合わせた難易度の問題が出題されるので、基本的には80点以上取れるように設計されています。
それでも点数が伸び悩むということは授業の内容を理解していない、苦手な分野があるということ。
わからないところを残したまま授業が進むと、どこでつまづいたのかがわからなくなり、勉強嫌いや塾嫌いを招くことになります。
家庭教師のノーバスは、早稲田アカデミーのカリキュラムを軸に家庭学習のフォローを行う早稲田アカデミー併用プランがある家庭教師です。
予習シリーズの解説やカリキュラムテストの解き直しを通じて子どもの苦手ポイントを徹底的に攻略し、授業の理解を深めます。
ノーバスを併用したおかげでNN志望校別コースの選抜テストに合格した例も。
早稲アカのカリキュラムテストにお悩みなら、家庭教師のノーバスに一度相談してみることをお勧めします。
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目次
隔週実施の早稲アカカリキュラムテスト(カリテ)

カリキュラムテストは早稲田アカデミーが隔週で行っているテストです。
その目的は到達度のチェックと弱点の把握。
4種類の難易度のテストが用意されており、生徒は自分の学力に合ったレベルのテストを受けます。
この辺りは四谷大塚の週テストと同じ仕組みですね。

カリキュラムテストは早稲アカ生しか受けませんが、テスト作成は四谷大塚が行っているようです。
自分に合った難易度のテストなので上位クラス生じゃなくても頑張れば高偏差値を出すことができます。
子供もやる気にもつながるので良いなと感じています。
早稲アカ組分けテストは5週間に1回行われる

一方で早稲田アカデミーでは組分けテストも実施しています。
組分けテストとは5週間で学んだ範囲の総合復習テスト。
四谷大塚の公開組分けテストを利用しています。
テキストもカリキュラムも四谷大塚を利用しているので当然といえば当然ですね。
カリキュラムテストは自身の学力に合わせた難易度のテストですが、組分けテストは受験者全員が同じ問題を解きます。
組分けテストの結果によりクラスが上下したりカリキュラムテストの難易度が変わるので、どこのご家庭も力を入れて挑みます。
2021年度の早稲アカ組分けテスト日程は?
2021年度の早稲田アカデミーの組分けテストの日程は以下の通りです。
2021年公開組分けテスト日程
3/14(日)、5/9(日)、6/13(日)、7/18(日)、9/5(日)、10/10(日)、11/14(日)、12/19(日)、1/30(日)
YTテストとカリキュラムテストの違いは?

2020年までカリキュラムテストは存在せず、四谷大塚の準拠塾で行っているYTテストを受けていました。
YTテストは最上位クラスのSSクラス在籍者は必修でしたが、それ以外は任意であったようです。
早稲アカは小学校5年生から週3日通塾なので、毎週YTテストを受けると週4日の通塾になり、その負担はかなり大きいものでした。
隔週とはいえテストの回数が半分に減ったので、家庭学習や復習の時間が確保できるようになったとの肯定的な意見が多いです。
YTテストとカリキュラムテストの違いまとめ
- YTテストは四谷大塚準拠塾で実施している週テストで、早稲アカも2020年まで導入
- 2021年度よりYTテストからカリキュラムテストに切り替え
- YTテストはSSクラスのみ必修だったがカリキュラムテストは原則全員必修
カリキュラムテストと組分けテストの違いは?

同一内容の組分けテストと難易度が違うカリキュラムテスト
組分けテストの目的は今の学力と相対的な順位を確認することです。
そのためAAクラスもSSクラスも皆同じ内容のテストを受けます。
テストでは簡単なものから難しい問題まで幅広く出題されます。
一方カリキュラムテストは学習の定着度を測るのが狙いなので、自分のクラスに応じた難易度のテストを受けます。
受験対象者が違う
組分けテストは四谷大塚の公開組分けテストを受験することになりますので、四谷大塚生はもちろん全国のYT準拠塾に通う子が受験します。
カリキュラムテストは早稲田アカデミー生だけを対象としています。
出題範囲が違う
カリキュラムテストは直前2週間で習ったところから出題されますが、組分けテストは5週間で習ったところからの出題です。
出題範囲が広く高難易度の問題も出題されるため、組分けテスト直前に復習するだけではなかなか高得点を取ることができません。
まずはカリキュラムテストで苦手なところを残さないよう毎日の復習が肝要となります。
カリキュラムテストと組分けテストの違いまとめ
- 組分けテストでは上位クラスも下位クラスも同じ問題を解く
- カリキュラムテストは早稲田アカデミー生だけのテストで、組分けテストは全国1万人のYTnet生が受験
- 組分けテストの出題範囲は5週間で学んだ単元で、カリキュラムテストは2週間で学んだ単元
【補足】早稲田アカデミー小3生もテストがある?

小3は年5回のマンスリーテスト
早稲アカの小3ジュニアコース生を対象にしたテストとしてマンスリーテストがあります。
マンスリーテストもカリキュラムテストも実施要項はほぼ同じですが、カリキュラムテストは隔週で行われるのに対してマンスリーテストは年5回の実施です。
基本的には講義で習った箇所が出題されますが応用問題も出題されます。
国語・算数の平均点は7割弱、社会・理科の平均点は8割程度を想定したテストになっています。
講義で習った箇所の解き直しは必要ですが全てを復習する必要はありません。
保護者会も同時に開催
子どもがテストを受けている間、別室で保護者会が行われます。
保護者会では「科目学習のポイント」「その日の問題のポイント」「最新の中学入試動向」などテストと受験に関する情報交換が行われます。
テストの解説は保護者会が終了して子どもと合流してから行われます。

記憶が鮮明なうちに考え方や解き方を確認することで理解度がより高まります。